東アジアの海洋環境とモデリングに関するミニシンポジウム

 

主催:日本船舶海洋工学会 東アジア海洋環境モデル研究委員会

日時:2008年11月10日(月) 13:00〜17:45

場所:東京大学駒場IIキャンパス(生産技術研究所)An棟 中セミナー室1

参加費 無料

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趣旨

東アジア海域は、急速な経済発展に伴う中国沿岸をはじめとして環境悪化が懸念されている。人間活動による海洋環境への影響はローカルな問題にとどまらず、LME(Large Marine Ecosystem:大規模海洋生態系)レベルの問題になる可能性もあり、総合的かつ合理的な対策が必要であると考えられる。また地球環境問題への適応策が喫緊の課題とされる中で、食料やエネルギー問題対策としての大規模海域利用に関する検討が今後加速することが予想される。海域環境の保全と持続的な利用のためには、生態系を考慮した持続可能な環境管理が必要であるが、これらを促進するためには環境の現状や対策の効果を示すためのモデリングが重要な役割を果たす。本シンポジウムでは、海洋管理プロセスの中でのモデル利用という観点から、東アジア海域の環境管理とモデリングに関する研究動向を紹介いただき、今後の方向性について議論する。

 

プログラム

13:0013:10 趣旨説明

 

講演

13:1013:50東アジア流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理

       (国立環境研究所 村上正吾)

14:5014:30 日本海・東シナ海のモデル研究(水産大学校 鬼塚剛)

14:3015:00 生態系シミュレーションによる海域環境制御技術の評価

       (東京大学 佐藤徹)

15:0015:10 休憩

15:1015:30 実海域における潮流観測と潮流エネルギー量の推定について

       (九州大学・経塚雄策)

15: 3016:00 Numerical simulations of ocean currents for tidal current power plant

       (Indonesian Hydrodynamics LaboratoryErwandi )

16:0017:00 Ecosystem based approach in the Environmental management for Seas

       in East Asia PEMSEA元事務局長・Chua Thia-Eng

 

17:0017:45 総合討論