第5回 MECモデルワークショップ
日本造船学会海洋環境委員会では,主として自然環境と人工構造物の調和を目指して,中規模スケールあるいは内湾スケールの海洋環境シミュレーションとそれ
らの海域におかれた海洋構造物や水質改善装置まわりの小スケールの流れと拡散シミュレーションを一貫して実行できる「MECモデル」を共同開発してきまし
た。また,開発されたソースプログラムをインターネットを通じて公開しています。第5回目の「MECモデルワークショップ」を以下のように行いますので,
ご関心のある皆様の参加をお願いします。
日時:2004年11月19日(金)9:30〜17:40
場所:大阪大学吹田図書分館(吹田市山田丘2−1)
参加費:3,000円(CD代金含む)
問い合わせ先:戸田保幸 大阪大学大学院工学研究科
TEL&FAX:
06-6879-7338 e-mail: toda@ga.eng.osaka-u.ac.jp
プログラム
開会挨拶 経塚雄策(九大)
1.MECモデルのオペレーション
1.1 水深データからのメッシュ発生法 桂樹哲雄(大府大)
1.2 MEC生態系モデルの基礎式とオペレーション 山口創一(九大)
1.3 Integration of MEC Full-3D Model to MEC-Online System
Erwandi(Indonesia SRI), Toda,Y(Osaka U.) , Asakura,H(KGT)
1.4 Operation and application of a Discontinuous Galerkin Finite
Element Model
Zhixing Yu(JST)
オペレーション全般に関する質問
招待講演 「クロマグロの完全養殖と問題点」
近畿大学水産養殖種苗センター長 宮下 盛
2.MECモデルの適用例
2.1
Full-3Dモデルを用いた中規模海洋深層流場の再現法
小池一規・佐藤徹(東大)
2.2 海洋環境シミュレータの大阪湾への応用
桂樹哲雄.菅貞博,馬場信弘(大府大)
2.3 東京湾口フェリーADCPデータのMECモデルへの適用
木場正信(三菱総研)、鈴木高二朗(港湾空港技研)
2.4 物体影響をFull-3D領域の体積力分布により表現する方法の試計算 戸田保幸(阪大)
3.有明海の海洋環境
3.1 有明海の地形変化による潮汐と流れの変化について(続)
経塚雄策、濱田孝治、藤原考道(九大)
3.2 有明海の海水交換に関する数値実験的検討 朝位孝二、佐藤秀樹(山口大)
3.3 有明海の循環流パターンについて
濱田孝治(九大)
3.4 生態系モデルによる有明海の貧酸素水塊の再現シミュレーション 山口創一(九大)
3.5 生態系モデルを用いた諫早湾水質浄化装置の効果のシミュレーション
斉藤周・佐藤徹(東大)・北澤大輔(東大生研)
4.総合討論
閉会挨拶 戸田保幸(阪大)
MEC
Modelのホームページ