塩苅 恵

平成17年4月 東京大学 文科3類 入学
平成21年3月 同 工学部システム創成学科 卒業
同年  4月 同 大学院 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 修士課程入学
平成23年3月 同 修士課程修了
同年  4月 同 博士課程進学/独立行政法人 海上技術安全研究所に就職
平成27年9月 同 博士課程修了

 

――現在の所属を教えてください。
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所で, 国際連携センターと海洋リスク評価系の2つの部署を併任しています。

――どのような業務をされているのでしょうか。
国際海事機関(IMO)の委員会や小委員会に日本の代表として出席し,海上人命安全条約(SOLAS条約)の改正等に関する議論を行っています。また,議論のための準備として,船舶の安全性に関する研究や規則の検討などを行っています。

――多部田研究室ではどのような研究をされていましたか。
修士論文では,栄養塩が豊富な海洋深層水をくみ上げて表層に散布することによる,プランクトン増殖効果(海域肥沃化効果)の検討を行いました。
博士論文では,浮体式洋上風力発電施設の安全性リスクの定量評価による適地選定手法の開発と,洋上風力発電施設の建設時及び運転時に発生する水中放射音が魚類に与える影響の評価を行いました。

――大学院での研究や生活は仕事に活かされていますか?
論文の執筆,学会発表などの経験は直接的に活かされていると思います。また,多くの外国人留学生がいる環境での生活は,国際的な仕事をする上での重要な経験となっています。

――多部田研での思い出といえば何でしょうか?
フットサル大会で優勝したことです。またソフトボール大会は女子選手優遇措置により全打席ヒットになったので楽しかったです。

――将来の学生に向けたメッセージをお願いします。
東京大学の中でも,新領域創成科学研究科は多様なバックグラウンドをもつ学生が在学しています。多様化社会とも言われる現代社会に生きる上で,柏キャンパスでの生活が良い刺激を与えてくれると思います。